近年は紫外線が皮膚に悪いということで、
紫外線対策がまことしやかに囁かれ得ています。
なんでも紫外線を浴びると、日焼けするだけじゃ済まずに
シミになったり、皮膚ガンになったり・・・。
紫外線の害はほとんど常識になっていますが、
ここで一度、本当に紫外線は悪者なのか、
シミの原因は紫外線なのか、改めて考えてみたいと思います。
そうするともしかしたら本当のシミの原因に近づけるかもしれません。
紫外線がシミの原因という説は正しい?
さて、早速ですがこの紫外線がシミの原因という常識。
これは正確ではありません。
南国の女性や屋外で運動をしている女性が、他の人に比べてシミが多いでしょうか。
日焼けはしていますが、健康的なお肌のイメージがありますよね。
テレビに農作業をしているお婆ちゃんがたまに映ります。
この人達はシミだらけでしょうか?
なんだか血色が良くて年齢の割りにお肌がツヤツヤしてる印象があります。
反対に、太陽の光を徹底的に避けて、
化粧品やスキンケアにこだわっている女性ほど
シミをはじめ、お肌のトラブルに悩まされていませんか?
太陽なんかに当たってないのにシミに悩んでいる人、いますよね?
ここで非常識なことを言いますが、適度な量の太陽の光はお肌に良いのです。
これについては後ほど書きますね。
シミの原因は紫外線などではなく・・・
紫外線が原因じゃないとしたら、何故シミができるの?って話ですよね。
モチロン、シミの原因は存在します。
ですがそれは紫外線などではなく、食べ物。
油です。
油には良い油や悪い油(酸化した油)や狂った油(トランス脂肪酸)などがあると言われ、
確かに酸化した油やトランス脂肪酸は身体にすごく悪いのですが、
今回のシミというテーマに当てはめると、油全般が原因となります。
揚げ物に限らず、肉にも油は含まれます。
肉料理・揚げ物料理が好きな人、心当たりありませんか?
何故、油がシミの原因になる?
油って、血液中の酸素と結びつきやすい性質なのです。
酸素と結びついて、「過酸化脂質」というものになります。
この過酸化脂質が血液の細胞を壊していって、血小板がむき出しになります。
で、この血小板がこれまた血液中の酸素と結合して固まります。
この固まりがシミの元です。
始めは小さな固まりなんですが、同じことを繰り返してるうちに
だんだん大きくなっていって、血管の先っぽに溜まっていきます。
これが目に見えるほどに溜まった状態がシミということです。
太陽に当たるとシミができる真相
とはいえ、「明らかに太陽の光のせいでシミができたんだけど」という人はいます。
これには意外なメカニズムがあります。
先ほどの説明では、シミは始めは血管の先っぽに溜まっていくということでした。
一方、太陽光(紫外線)には体内の不要物を体の外に排出しようという作用があります。
シミの正体である「酸化して血管に溜まった血小板」、
始めは皮膚の奥の方の血管の中にあるのですが、これも紫外線によって分解され、
皮膚の外に出して取り除こうとされます。
皮膚の奥にあったシミの要素が太陽によって浮き上がってくるので、
この現象だけ見ると太陽のせいでシミができたように見えるわけですね。
本当は紫外線がシミを追い出して分解しようとしてるのですが・・・。
ということでシミ対策
以上の話からシミに対する解決策は導き出されます。
まずは、油料理・揚げ物料理・肉料理を少なくすることですね。
なんせ原因物質なんですから、食べなければ原因も生まれません。
そして太陽の光を適度に浴びて、お肌のシミの入れ替えを促すこと。
お肌を紫外線から守りすぎていたら、いつまでも入れ替わらず、
シミはそこに居座り続けることになってしまいますね。
モチロン、肌が真っ赤に焼けてしまうほど強い日光を浴びると
別の問題が生じてしまうので、適度な太陽光にあたります。
少し日焼けするくらいなら問題ありません。
とはいえ、ずっと紫外線は危険だと言われ続けてきたら
それでも太陽光に当たるのには抵抗があるかもしれません。
とりあえずその場合でも油を減らすことはできそうですし、試してみると良いと思います。
なかなかトンデモと言われかねないお話でしたが、
一般的に言われてる紫外線がシミの原因説と比べてみてどうでしょうか。
日焼け対策グッズや化粧品を取り扱っているメーカーからすると、
紫外線という自然の現象を悪者にすることで、
どこかの企業を悪者にして迷惑をかけたり揉めたりすることもなく、
自社の商品が売れる口実を作れるので、都合が良いという面もあるのかも。
それはさておき、これほど緻密で正確に運用されている大自然と宇宙。
その中で太陽の恵みという偉大な存在がガンやらシミを発生させるという、
致命的な自然の設計ミスがあるというのもおかしな話です。
今回の説がそのあたりを考えるきっかけになれば嬉しいです。
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