突然思い出したんですが私、中学生の時、1年生の終わり・2年生の終わりと
親の都合で転校があったんですよね。

ということは小学6年生→中学1年生→中学2年生→中学3年生→高校1年生と、
毎年大きな変化があって、かなり学校に行くのが気が進まなかったんですよね。
特に5月のゴールデンウィークが終わるに近づくにつれて襲ってくるあの重い気分。

いま考えたら、五月病の一種だったのかも?

この五月病、通常は単なる怠け心の延長みたいな扱いで、大して心配されることもないですよね。
「気合いれんかい!」のひとことで済まされるみたいな。

でも、置かれた環境によってはそう軽視できない場合もあります。

ということで今回はこれまで陽の目の観ることのあまりなかった
五月病にスポットを当ててみようと思います。

どういう症状なのか、深刻化することがあるのか、
どういう対策を取れば脱出できるのかなど知りたいですね。

どちらにせよ「ワタシなんて5月どころか、年中五月病だよ~」なんて言ってる
平和な人には無縁のハナシかもしれませぬ・・・。

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そもそも五月病とは?

新生活や新入学、就職直後でいつも以上にやる気と緊張感に満ちた4月をナントカ乗り切った後に
やってくるのんきで楽しいゴールデンウィーク。

そんな楽しい長期休暇を送っていると
そりゃあ誰でも緊張の糸も切れて、またあの緊張の中に戻るのに抵抗感があるのは当たり前です。

だんだん連休が終わるにつれて心にのしかかってくるあの重~い気分
休みが長いから余計に学校や会社に行く気が無くなるんですよね。

特に一人暮らしを始めたての大学生がこの状態になることが多いので、
五月病というのは元々は新大学生を対象とした言葉だということです。

ですが大学生に限らず小中学生でも高校生でも社会人でも、この気持ちは同じ。
結局、新社会人に対しても「五月病」という言葉は適用されるようになります。
(小中学生や高校生は違うのか・・・。)

特に4月の間に新環境に適応できなかった人に起こることが多いのですが、
新入生や新入社員だけではなく、マジメすぎる人や内向的な人、完璧主義の人にも起こりやすい、
精神的な不調です。

適当な人はかかりにくいということでしょうかね~。

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五月病の症状

五月病って、「病」なんて仰々しい表現を用いていますが、
実は医学で「病気」であると認められているわけではありません

病気ではなく単なる症状であり、状態なワケですね。

具体的な症状としては、
無気力」「不安感」「焦り」などの精神的な不調が起こります。
うつ病」に近い状態になる事が多く、病院に行くと「うつ病」「適応障害」などと診断されたりします。
ここまできたら病気扱いですね。

ですが、精神的なものだけでは済まずに「食欲不振」「胃痛」「めまい」「動機」「不眠」など、
体調面でも不調が現れます。

不安やストレスが体にも影響するのですね。
なかなか甘く見ちゃイケマセンね。

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五月病の対策

対策としては、放っておけばそのうち新環境にも慣れて良くなっていくのが一般的です。

ですが先ほど出てきた「うつ病」だの「適応障害」だの、
そんなコトになる可能性があるんだったら、それこそ不安です。

放っておいた結果、本当にうつ病だの適応障害だのになってしまってはシャレになりません。

そこで色々対策を調べてみると、主な対策としては

  • 食事の栄養バランス
  • 趣味で気分転換
  • リラックス
  • 良質な睡眠

    という感じになっています。

    う~ん。

    これらって無意味とまでは言いませんが、そこまで意味があるとも思えないような・・・。
    新環境に原因があるのに、そこに目を向けずに違う所に癒やしや気分転換を求めても効果の程は疑問です。

    私のオススメ五月病対策

    個人的には不安や恐れを感じながらも、やっぱり新環境に飛び込んで慣れていくしか無いと思います。
    そこで起こる諸々の出来事を前向きにとらえて、乗り越えていくしかないのではと。

    リラックスや癒やしもいいですが、結局は環境が変わる、もしくは自分が変わるしかないと思います。

    でも、それではあんまりだ~ですね。

    というわけで、上記のような意味も含めた私のオススメを2点挙げておきます。

    まずは運動して体を鍛えること。

    そして、太陽の光を浴びること。

    2つとも、うつ病にも効果があるとされているし、やってみると効果が実感されるはずです。

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    それでもおかしいと思ったら

    五月病対策に色々やってみたんだけど、やっぱり改善しないな~という場合。

    すぐに病院に行って受診してください

    という意見が一般的です。

    ですが、ちょっと待ったです!

    病院に行くとうつ病の薬(サインバルタやパキシル、レメロン)などの
    抗うつ剤が出されてそれを服用することになるでしょうが、
    これら抗鬱剤には当然副作用や依存性があることもは知っておきましょう。

    心の病で病院・薬に走るのは非常に考えものです。
    しかも「五月病」は「病気」と定義されてるワケじゃないですからなおさらです。


    むむ・・・。書いていてふと我に帰ったのですが、そこまで深刻なハナシしてましたっけ?
    確か五月病について書いてたはず(;・∀・)

    ということで五月病対策のまとめとして私の意見。
    「気合だー」「前向きだー」みたいなことを言われてもどうすりゃいいんだってハナシですよね。

    結局、具体的な行動として一番良いのは「太陽の下で運動」だと思います。

    よく言われる「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉、
    やってみるとウソじゃないと分かると思います(・∀・)

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