水疱瘡といえば私も子どもの頃にかかった記憶があります。

すごく痒くて、大変だったんですよね~。
とはいえ、かなり小さいころだったんで薄い記憶なんですが・・・。

そんなわけで水疱瘡は主に赤ちゃんや子どもがかかる感染症。

実際には特に重い病気でもなく、心配するほどのものでもないんですが
やっぱり自分の子どもがかかってしまうと気になってしまいます。

軽い病気なんですが、感染力が強くてまわりにうつりやすいので
そこだけは気をつけて治るまではお休みするのがよいのですが、
この際、水疱瘡の初期症状ってどういうものなのか、迫ってみたいと思います。

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初期症状はどういう風に現れる?

まず、水疱瘡の初期症状ってどういう状態なのかを確認してみましょう。
全然別物の病気だったらいけませんからね(;・∀・)

まずは発熱が・・・

水疱瘡といえば赤いポツポツがメインの症状ですが、
その前に37度ほどの軽い発熱があります
腹痛を訴える場合もあり、だるさや倦怠感を感じます。

そして全くこれらが起こらないケースもあり、個人差があるのです。

どちらにしても、発熱などが出た段階で「これは水疱瘡の初期症状だ!」と
判断するのは難しいのは仕方ありません。

赤いポツポツ

さて、発熱等の初期症状から2日ほど経つと、次は赤いポツポツが現れだします。
水疱瘡のメインの症状ですね。

始めは顔やお腹で出てくる事が多いんですが、
目に見えて症状が出てくるのでここで水疱瘡かな?と気づくことも多いです。

半日ほど経つと、赤いポツポツは水ぶくれになっていきます。
次から次へと発疹が増えていき、体中はおろか頭皮にまで現れてきます

そしてこの水ぶくれが痒いので、子どもが辛そうにするのが見てて辛いところです。
痒くて掻きむしってしまい、雑菌が入り込んで跡に残ることもあるんですよね。

ちなみに全く痒くならない場合もあり、これまた個人差があるようです。

そしてこのころに初期症状の発熱は下がってきます。
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収束

そして1週間から10日ほど経つと、水ぶくれはかさぶたに変化し、やがて治っていきます。
痒みも治まってヤレヤレというところですが、
かさぶたが完全に消えて綺麗なお肌を取り戻すまでには3週間ほどかかってしまいます。

軽く済む場合、重症化する場合

ほとんどの場合、上のようなパターンで治るので周囲に伝染さないように
気をつけていればそれほど問題でもないのですが、たまに重症化するケースがあります。

特に0歳児の場合は気をつけたいところです。
たまに高熱が出てしまう場合があり、その場合は脱水に気をつけたいところです。

「高熱だ!」ということで慌てて近所の薬局で強い解熱剤などを買って
飲ませてしまうのは注意です。

水分を与えて、安静にしておくのが一番でしょう。

ちなみに母親が水疱瘡の経験があれば、ある程度体内に免疫があるので
重症化はしにくいようです。

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水疱瘡の潜伏経路と潜伏期間

潜伏経路

水疱瘡は症状は大して心配することもないんですが、感染力が強いのが特徴。

ではいったいどこから体内に入ってくるんでしょうか?

水疱瘡の正体は「水痘帯状疱疹ウイルス」というウイルスなんですが、
これが水疱瘡の水疱の中に居るんですね。

これを掻きむしって潰れた水疱から指などに付着し、
それに接触することで伝染ってしまう接触感染がひとつ。

そして水疱瘡の子どものクシャミなどから体内に飛び込んでしまう飛沫感染があります。
そんなわけなので、自分や自分の子どもがかかったら
あまり人と接触するのは避けて、家で休んでおいたほうがベターですね。

潜伏期間

水疱瘡の潜伏期間は2週間ほどです。

実は赤いポツポツが出る2週間ほど前には体内に入り込んでいるのです。
その間、身体の中でウイルスが増え続けている期間なんです。
なかなかホラーですねえ。

実は、熱が出るのは体内にウイルスを増やさないように、
そして水ぶくれになるのはウイルスを皮膚から外に追いだそうとする
自己免疫力の作用なんですね。

あの水ぶくれの症状は体内ではウイルス退治の終盤なので、
ある意味良い状態だったりします。

そういうわけで、他人に伝染りやすい時期は熱が出て
発疹が出始めるあたりなので、特に注意ですね。
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予防接種

こういう伝染病の話題になると、出てくるのが予防接種のお話。

ですが、予防せずに水疱瘡にかかっても上記のように自己免疫作用で治癒します。

水疱瘡ワクチンの中には豚や牛のゼラチンなどワケの分からない成分が入ってるし、
アナフィラキシー反応が起きる事が分かっているので、
あえて打たないでいいかなーと思います。

リスクの方が大きい
と思いますので、
水疱瘡にかかったらかかったで自然に治せばいいか~という考えで良いと思います。


と、子どもが水疱瘡で痒そうにしているのを見ているのは辛いものですが、
時間が経てば勝手に治るものです。

むしろ大人になってからかかったら高熱が出てタイヘンという話は本当で、
子どもの内の水疱瘡はあまり騒がずにやり過ごせばOKです。

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