日頃の感謝や今年もよろしくお願いします。という気持ちを込め贈るお年賀。
取引先などに回り、配られる方もいるのではないでしょうか?
そんな時、少し不安になってしまうお年賀を渡す時のマナー。
大事な相手だからこそ、マナーよくしていきたいですね。
今回は、そんなお年賀について
そもそもお年賀とはなにか。
取引先にお年賀を渡す際のマナー。
どのようなものを選べばいいのか。
を調べてみました。
お年賀とは?
お年賀はもともと、新しい年を運んでくれる神様「年神様」を祀る神棚へお供えするものを、
新年の挨拶にお互い持ち合っていたのがお年賀の起源と、言われています。
それが時代と共に徐々に変化していき、
今では目下の者が目上の者に新年の挨拶の際に持参する手土産と変化していきました。
お年賀は、お正月の三ヶ日(1月1日~1月3日)の間に渡すのが一般的と言われています。
ですが、三ヶ日の3日間ですと、なかなかお互いの都合が合わない時が多いと思います。
その場合は松の内中(地域により異なります)、お互いの都合が合う日に贈るといいそうです。
このような起源があるお年賀ですが、取引先の方に贈る際、
どのような事に注意しなければいけないのでしょうか?
取引先にお年賀を渡す際に注意することやマナーは?
大切にしていきたい相手だからこそ、マナーよくしたい新年の挨拶。
その際に持参するお年賀ですが、郵送ではなく、直接手渡しで渡すのがいいとされています。
また、上ではお年賀は松の内中に…と書きましたが、
松の内中はまだ、仕事が始まっていないところもあると思います。
その場合は、小正月(1月15日)までに贈り、
また、出来るだけ相手方の勤務時間中に訪問するようにしましょう。
・時間
訪問する際は、相手の都合に合わせお伺いするようにしましょう。
また、年始の仕事はなにかとバタバタしてしまいがちです。
待ち合わせ時間よりも早く着いてしまうと、相手を急かせてしまう事もあると思うので、
出来るだけ時間丁度に訪問するようにしましょう。
・渡す時
手土産は、紙袋にいれて持っていく人が多いと思いますが、
渡す時には紙袋から出して渡すようにしましょう。
また、渡すタイミングは相手が椅子に座る前か、
座った直後に一言添えてお渡しするようにしましょう。
またお年賀を渡した後の紙袋は、畳んで持ち帰ります。
年始初めの忙しい時期ですが、相手を気遣い仕事はじめの挨拶が出来るといいですね。
では、お年賀の手土産にはどんなものを選べばいいのでしょうか?
手土産にオススメなものは?
会社で既にどんなものを贈るか決められていると悩まずいいですが、
決められていない場合悩んでしまいますよね。
ですが、相手の好みや職場の環境に合わせ選べる点はいいかもしれません。
そんなお年賀の定番の手土産は…
コーヒーやお茶などの飲み物類、
お煎餅や最中など日持ちするお菓子です。
どちらも仕事中でも手軽につまむことが出来、
また、賞味期限も長いので贈りやすいものですね。
また、このような定番のもの以外にも、
地域の特産品や少し珍しいものを贈るのも喜ばれると思います。
食べ物や飲み物がよく贈られて来ると思う職場には、
ボールペンや石鹸などの消耗品や、カレンダーなども喜ばれるのではないでしょうか。
手土産の相場金額は2000~5000円です。
あまり高額のものですと、相手方が気を使ってしまいますので、
相手に合わせ金額を決め、その中から喜ばれそうなものを選び贈れるといいですね。
親戚などと違い、取引先などはどんなものを贈ればいいのかと、
情報が入ってきにくい事もあると思います。
その時はやはり、定番の手土産が1番安心ではないかと思います。
相手の事をよく考え、これからの付き合いの為にも、
マナーなど守りいい印象を残せるといいですね。
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