我が子が入学するにあたって、お爺ちゃんお婆ちゃんや親戚から頂いた入学祝い。
みんな祝福してくれてありがたいやらなんやら・・・。
しかしお返しはどうすればいいんでしょ?
入学するにあたってあれこれ入り用だし、なかなか家計も火の車・・・。
沢山の人に入学祝いを頂いている場合、全員にお返しするとなかなかタイヘン!
一体どうすればマナーも守れて、適切なお返しができるのでしょうか?
今回はジッチャンもバッチャンも、おじさんもおばさんも笑顔になれる
入学式のお祝いについて書いていこうと思います。
お返しはしなくてもよいですと!?
「入学祝い」は子供に対しての贈り物という意味なので、お返しはしなくてもOKとされています。
そうか、じゃあ知らん顔しておけばよいのか!
・・・モチロンそういうことではアリマセン。
お礼も言わずに放置はもちろんマナー違反。
少なくとも電話でお礼の気持ちは伝えましょう。
親が電話してお礼を言うだけでなく、お祝いを頂いたお子さんも電話口に出てお礼をするようにします。
一番大事なのはお子さん本人によるお礼の言葉です。
お礼状を書くとより丁寧で好印象
と、一般的には電話でお礼を伝えればOKということになってはいますが、
ぜひともお礼の手紙を送ることをオススメしたいです。
親が書くだけではなく、お子さんも直筆でお礼を書くことが重要です。
新小学生の場合、文字や手紙を書くのはまだ難しいかもですが、
似顔絵を書いたり写真を添えたりしてお礼の気持ちを伝えましょう。
もしもらったお祝いが、学用品などの品物だった場合は、
お祝いの品とお子さんが一緒に写ってる写真などはかなり良いです。
このあたりどういうお礼をするかはマナー云々というだけではなく、
しつけや教育の程度が先方に伝わるという一面もあるのでぜひとも意識したいところです。
お返しの時期
お返しの時期については、何日以内とかそれほど厳密にはこだわらなくてよくて、
早く済ませてもOK、写真付き礼状などでも4月中には相手方に届くように送ればOKですね。
お返しをする場合はどうすれば?
基本的にはお返しはお礼の気持ちを伝えればOKなのですが、
それでもお礼の品を贈りたいケースもありますね。
頂いたお祝いが高額だった場合や気を遣う相手の場合、
相手がお子さんには会ったことがなく親同士の関係だったりした場合とか。
あとは親戚ではなく、友人や会社関係者から頂いた場合もお返しを考えた方が良いかと。
お返しの予算、内容
予算的には頂いた金額の3分の1~半額程度の物を贈るのが一般的です。
が、実は現金でお返しをするのはマナー違反だったりします。
一応、子供から大人の人へ贈るという名目なので、目上の人に対して現金を贈るのは失礼になります。
そういうわけで品物を贈るワケですが、何を贈るのが良いでしょう?
よく定番的に話題に上がるのがお菓子、地元の銘産品、そしてカタログギフトと商品券。
しかししかし。
カタログギフトは人によっては面倒だったりするし、
商品券はお祝い金を返された印象を与えかねないので、
ダメではないですが控えたいかもしれません。
そういうわけで、一番無難でオススメなのはお菓子や地元の銘産品ですね。
バレンタインや誕生日のプレゼントではないので、無難が一番です。
モチロン、相手の好みは考慮しないといけませんが・・・。
肌着や下着を贈るのはNGということですが、まあコレを選ぶ人はいないかなと(;・∀・)
そして、品物を贈る場合でも手紙や写真を添えると印象はかなり違うのでオススメです。
書き方など
贈る相手も決まった、品物も決まった。
あとは正しく包んで贈るだけですね。一応、正しい包み方も紹介しておきますね。
使用するのは熨斗(のし)の印刷がされた紅白の水引で蝶結びの包装紙。
↓
表書きに「内祝」と書き、下段にお子さんの名前を書きます。
フルネームが基本ですが、小学校入学の場合は下の名前だけでも可愛いですし、OKです。
以上で入学祝いのお返しについては大丈夫です。
マナーとかいうと結構気を遣いそうですが、それほど難しいルールはありませんね。
一番大切なのは、お祝いを頂いたお子さんの手や口で「ありがとう」の気持ちを伝えること。
それができる子供に育ってますよ、というのが一番のお返しですね。
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