寒い冬に花を咲かせる「クリスマスローズ」
クリスマスローズという名前から、クリスマスに花束にし、送られる事が多いそうです。
そんな、冬にピッタリのクリスマスローズですが、
贈る時にはやはり「花言葉」を知っておきたいですよね。
悪い意味の花言葉だったら大変!
そう思い今回は、
クリスマスローズの花言葉
花言葉の由来
そして、クリスマスローズの伝説とは?
を、調べてみました。
クリスマスローズの花言葉は?
開花時期は12月~2月と、寒い時期に花を咲かせるクリスマスローズ。
白やピンクなどの花びらをつけ、バラに似た一重咲きの可愛らしい花を咲かせます。
そんなクリスマスローズの花言葉は
慰め
中傷などです。
クリスマスローズは、交配して楽しむ品種なのですが、
色により花言葉が違うということはなく、大体同じ花言葉だそうです。
「私の不安を和らげて」や「慰め」などは、プラスの言葉ですが…
「中傷」はマイナスの言葉なので、プレゼントとして贈る時には
一言相手に伝えて贈るようにしなければなりませんね。
こんな花言葉があるクリスマスローズ。
どうしてこんな花言葉になったのでしょうか?
クリスマスローズの花言葉の由来は?
プラス・マイナスと両方ある花言葉を持つクリスマスローズ。
まずは、プラスイメージ「私の不安を和らげて」「慰め」を見ていってみましょう。
古代ヨーロッパでは、クリスマスローズの香りには病人からの悪臭を取り除くと信じられていました。
そして、ギリシアではこの香りは、狂人を正気を戻すと言われていました。
クリスマスローズの香りは、品種により異なるそうです。
一部の品種では、清々しい香りがするそうです。
また、イギリスのエリザベス時代には、クリスマスローズは
憂鬱な気持ちや不安な気持ちを追い払うために使われていたそうです。
このため、クリスマスローズには「私の不安を和らげて」や「慰め」という花言葉がついたそうです。
また、マイナスイメージの「中傷」は、なんとクリスマスローズには毒があるそうで…
別名ヘレボルス・二ゲルとも呼ばれるのですがイタリア語で
Herein(殺す)、bora(食べもの)が語源と言われています。
その為「中傷」という花言葉がついたのだそうです。
クリスマスローズには毒があるなんて意外でした。
こんなクリスマスローズ、こんな神話があるそうです。
クリスマスローズの神話とは?
クリスマスローズは、ドイツやイギリスでクリスマスのお祝いの花だと知られています。
寒い冬に咲く花。
クリスマスローズは「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
こんなクリスマスローズですが、昔からキリスト教に語り継がれる伝説があります。
昔、貧しい羊飼いのマデロンという少女がいました。
キリストが誕生した時、マデロンも他の羊飼いとともにキリストの元にかけつけましたが…
貧しいマデロン。
他の羊飼い達はお祝いを渡すことができているのに、
自分は何も贈る事が出来ないと、涙を流しました。
その姿を見た天使が地面に触ると、そこから白い可愛らしい花が咲き乱れました。
その花がクリスマスローズです。
マデロンは、このクリスマスローズを摘みキリストにお祝いとして贈る事ができたそうです。
1人の少女から生まれた、優しい花なのですね。
こんな伝説のあるクリスマスローズですが、昔は、悪魔祓いに使われたり、
その毒を生かし矢に毒を塗り動物を狩るのにも使われていたそうです。
クリスマスローズは、ローズと名前がつくので
クリスマスに咲くバラなのかと思っていましたが、そうではないそうです。
キンポウゲ科クリスマスローズ属だそうです。
可愛らしいイメージの名前がついたクリスマスローズ。
毒があり、まさに「美しい花には棘がある」という言葉の通りの花だと感じました。
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