クリスマスプレゼントの由来　サンタは実際にいた？

｢クリスマスは、サンタさんからなにもらおうかなー？｣
と、子供がウキウキするクリスマスの楽しみの1つ、プレゼント。
子供から、さりげなく何がほしいか聞き出すのに苦労されている人もいるのではないでしょうか？

そんな、サンタクロースが配るのと言われているクリスマスプレゼント。
みなさんは、何がきっかけで始まったか知っていますか？

また、クリスマスには親御さんがサンタになりますが、
アニメなどでは、サンタは煙突から家に入り、靴下にプレゼントを入れていきますよね。
なぜなのでしょう？

そんなクリスマスの疑問があったので、

クリスマスにはなぜプレゼントを贈るのか。
サンタクロースはなぜ煙突と靴下なのか。
日本と海外のクリスマスの違いはあるのか。

調べてみました。

クリスマスは、12月25日にキリストが誕生した降誕祭です。
そしてそれをお祝いする為に、キリスト教徒がキリストに贈り物をし、
それが世界に広がったと言われています。

クリスマスと呼ばれるようになったのは
Christ(キリスト)
Mas(ミサ)
というのが語源だと言われています。

クリスマスは、12月25日ですよね。
ですが、聖書にはキリスト誕生は10月1日か2日と書かれているそうです。
なぜ、クリスマスは12月25日となったのでしょうか？

それは、昔から行われていた冬至の祭りが関係しているのでは。
と、言われています。

昔のローマ帝国では、太陽新興が信じられていました。
太陽新興では、太陽を神と崇めていたので、日照時間短く夜が長い秋から冬は、
死が近づくと恐れられていました。

なので、日照時間が伸びてくる冬至は太陽の復活とし、お祝いをされていたそうです。

そして、世の光と言われていたキリストの誕生日として、
クリスマスは12月25日になったのではないかと言われています。

キリストが産まれた日だと思っていたクリスマス。
ですが、キリストが産まれた日の記録は残っていないようなので実際は違うかもしれないのですね。

クリスマスといえば、サンタクロース。
このサンタクロースには、どんな由来があるのでしょうか？

クリスマスには、欠かすことが出来ないサンタクロース。
実は…このサンタクロースは、実際に存在していた人がモデルとなったと言われています。

そのモデルとなったと言われる人は、聖ニコラスです。

聖ニコラスは、ギリシア南部の港町の裕福な家庭に生まれ育ち、
のちに、現トルコのイズミルの司教となりました。
日頃からキリストの教えを守り、困っている人や貧しい人を助けていました。

そんなニコラスの家の近所には、娘が3人いる家族が住んでいました。
その家族は大変貧しく、貧しさから娘を売りに出さなくてはならなくなりました。
それを知ったニコラス。

その日の夜に、貧しい家族の家の煙突に金貨を投げ入れました。
そして、偶然にも暖炉の傍に干してあった靴下に金貨が入ったそうです。

その金貨のおかげで娘は売られずにすみ、助かる事ができました。

これが、サンタクロースの煙突と靴下の由来だと言われています。
そして、サンタクロースと呼ばれるようになったのは、
協会で使われる名前｢聖(セント)ニコラス｣。

これをオランダ語にすると、｢シンタクラース｣。
これが訛っていき｢サンタクロース｣と呼ばれるようになったと言われています。

サンタクロースは、人を助ける為にいたのですね。
今では、人を喜ばせる為にいるサンタクロース。
どちらのサンタクロースも素敵ですね。

日本では、12月25日にプレゼントを贈るクリスマス。
海外とは、違いがあるのでしょうか？

日本のクリスマスは、25日の朝に子供の枕元に1つプレゼントが置かれていますよね。

アメリカでは、クリスマスツリーに子供の為のプレゼントが置かれます。
このプレゼントは、クリスマス前から贈られ、クリスマスまでにどんどんと増えていきます。
そして、25日に一気に開けるそうです。

この違いは、日本にはお小遣いやお年玉などありますが、アメリカにはそういう習慣がありません。
そのため、クリスマスにはめいいっぱいのプレゼントを贈るのです。

フランスでは、家中の靴やスリッパをクリスマスツリーの下に並べ、その上にプレゼントを置くそうです。
フランスのクリスマスプレゼントは、子供だけに贈るのではなく大人にも贈るそうです。

海外とプレゼントの贈り方には、違いがあったのですね。
こんなにも違いがあるのにはビックリしました。

サンタクロースは、実在した人物がモデルになっていたのにはビックリしました。
また、クリスマスプレゼントだけでも海外とは、こんなに違いがあるんだなぁと思いました。