毎年11月の第3木曜日の午前0時に解禁されるボジョレーヌーボー
日本は世界で1番早く解禁されるため、いち早くボジョレーヌーボーを楽しもうと、
海外から足を運ぶ人も多いそうです。

そんな、注目度が高いボジョレーヌーボー。
毎年、試飲された時にキャッチコピー(コピペ)がつけられるそうですが、
誰が付けているのでしょうか?

そう疑問に思ったので、

歴代のキャッチコピーは?
ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは誰が考えているの?
今年の評価予想は?

を調べてみました。

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ボジョレーヌーボーの歴代の評価は?

2000:出来は上々で申し分の無い仕上がり
2001:ここ10年で最高
2002:過去10年で最高と言われた1年を上回る出来栄え
2003:100年に1度の出来、近年にないいい出来
2004:香りが強くなかなかの出来栄え
2005:ここ数年で最高
2006:昨年同様いい出来栄え
2007:柔らかく果実味が豊かで上質な味わい
2008:豊かな果実味と程よい酸味が調和した味
2009:過去50年でも素晴らしい出来
2010:今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い
2011:2009年より果実味に富んだリッチなワイン。出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい
2012:ボジョレー史上最悪の不作。糖度と酸度のバランスがよく、軽やかでフルーティーな仕上がり
2013:小粒だが味の濃いぶどうが収穫できた
2014:エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい
2015:今世紀で最高の出来

2012年は、天候不良のため収穫量が例年の半分以下になってしまったそうです。
収穫量は不作の年でしたが、味はよくできていたそうです。

1部のキャッチコピーを書きましたが、おもしろいキャッチコピーですね。
このキャッチコピーは、誰が考えているのでしょうか?

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ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは、誰が考えているの?

上のようなキャッチコピー、実は、誰が考えたのか分からないそうです

もともとは、フランス食品復興会のボジョレーヌーボー委員会の方が、
今年のボジョレーヌーボーはこんな味・こんな香りと評価します。
それを日本の担当者が日本語に訳しているのですが…
その中には「50年に1度」や「100年に1度」というようなフレーズは使っていないそうです。

2007年の柔らかく果実味が豊かで上質な味わい。や、2014年のエレガントで味わい深く、
とてもバランスがよい
のような、発表のようです。

そして、キャッチコピーとしてではなく、
今年はこういった味です。と、いうように発表しているのです。

世間に出回っているキャッチコピー、公式のものではありませんが、
話題になり1つのボジョレーヌーボーの楽しみ方になるかもしれませんね。

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今年2016年のボジョレーヌーボーの評価予想は?

ボジョレーヌーボーは、その年にとれたぶどうを使い作られます。
そのため、ぶどうの出来具合でボジョレーヌーボーの味は左右されます。
ぶどうの味は、夏から秋にかけての天候・気候により変わってきけせます。

「最悪の不作」と言われた2012年は、夏は低温でヒョウが降ったほどでした。
そのため、ぶどうの収穫量は例年よりも少なかったそうです。

「今世紀で最高の出来」と言われた去年2015年は、ぶどうの粒は小さく、
収穫量も少なかったのですが、ぶどうに病気もなく、天候にも恵まれ素晴らしい出来栄えになりました。

そして、今年2016年のフランスの気候は春先から天候不良が続いているようです。
遅霜やヒョウ、そして洪水被害…と、すでにぶどうが壊滅状態の地域もあるそうです。

ですが夏以降、天気に恵まれています。

今年のような状態は過去にもあり、
その悪天候を乗り越え美味しいぶどうを作り上げていきました。
ぶどうの実が落ちてしまった分、残ったぶどうに栄養がたくさんいき、
美味しさが詰まったいいぶどうになったそうです。

なので、今年も最悪な天候を乗り越え美味しいぶどうが出来上がるのではないでしょうか?
あとは、ボジョレーヌーボーが完成し実際に飲んでみるしかありませんが、
どういうように仕上がるか楽しみですね。

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世間に広がっているキャッチコピーは、公式のものではなく、
誰が考えているのかわからない..というのには、びっくりしました。

注目されるボジョレーヌーボーを、
盛り上げようとどんどんと大袈裟になっていったのかもしれませんね。

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