江戸時代から続く工芸の一つ「つまみ細工」。
和装に合うつまみ細工は、舞妓さんの髪飾りなどでも使われています。
そんなつまみ細工ですが、お正月飾りにも取り入れ、手作りをすることもできるそうです。
お家に合うお正月飾りを今年は、手作りで用意しても楽しいかもしれませんね。
そう思い、つまみ細工について
そもそもつまみ細工とはどういうものか。
基本の作り方は?
つまみ細工で飾ったお正月飾りの作品例
を調べてみました。
そもそもつまみ細工とは、どういうものなの?
つまみ細工とは、小さな真四角の布をピンセットでつまみながら折りたたみ、
それを何個も作り組み合わせ、花や鳥などの形を作り上げていく、
日本に昔から伝わる技法の一つです。
使う布や色、つまみ方などで様々な物が表現できるので、
クリスマスリースや髪飾りなど作るときなど、色んな場面で活躍します。
そんなつまみ細工ですが、基本となる折り方は「剣つまみ」と「丸つまみ」。
剣つまみは、かっこよく凛としたイメージ。
丸つまみは、ふんわりとやわらかなイメージに仕上がります。
自分の好みや使う場面に合わせ作ることのできるつまみ細工。
どうやってつまんでいくのでしょうか?
つまみ細工の基本的の作り方は?
つまみ細工の2つの技法、剣つまみと丸つまみ。
小さな布をピンセットでつまみながら作るので、少し細かい作業になりますが、
基本に慣れ出来るようになれば、アイディア次第で色々なものを作り上げて行くことができます。
まず、その基本の折り方の一つ「剣つまみ」の作り方を紹介します。
用意するもの
・お好みの布
・厚紙
・接着剤
・ピンセット
・ペップなどの飾り
作り方は動画をご覧になってみてください。
髪飾りを作る時によく使われる正方形の布の大きさは「3×3」です。
お正月飾りに使うものだと、もう少し大きめのものでもいいかもしれませんね。
また、作るもののイメージに合わせサイズを変えるといいかもしれません。
また、動画のように最初に土台となる紙に、
花びらをつける位置を決めておくと花びらを並べる時にわかりやすくていいかもしれません。
次は丸つまみの作り方を紹介します。
材料は剣つまみと同じで、つまみ方が変わってきます。
こちら、丸つまみの折り方です。
こちらの動画では、四角く切った布を土台にし作られていますが、
剣つまみのように丸く切った型紙を土台にしてもできます。
和柄の布を使ったり、オーガンジーのような透け感のある布を使ったり、
布を変えるだけで様々な表情になるつまみ細工。
少し大変な分、完成したときは達成感があり楽しそうですね。
また、市販で売られている太めのリボンを使えば一箇所を切るだけで正方形になるので、
切るのは簡単かもしれません。
では、次はこんなつまみ細工を使ったお正月飾りの参考画像を紹介します。
つまみ細工をつかったお正月飾りの作品例
お正月リースやミニ門松など、つまみ細工を使ったお正月飾りは
日本のいいところが沢山詰まっていて、とても素敵だと思います。
そんなつまみ細工を使ったお正月飾りです。
引用:http://hanagarasu.exblog.jp/17093105/
手のひらにちょこんと乗るサイズのお正月飾りだそうです。
お正月に鏡餅の隣に飾ってみても可愛いかもしれませんね。
また、お皿に乗るサイズというのも新鮮で素敵だと思いました。
引用:http://tsukiko64.blog.fc2.com/blog-entry-46.html?sp
このようにテーブルの上に鶴や蝶々などお正月飾りの周りに置くのもオシャレで素敵ですね。
引用:http://blogs.yahoo.co.jp/resept_hana/70282181.html
しめ縄に松ぼっくりなどと一緒に飾られたつまみ細工。
つまみ細工が沢山ついているわけではないけど、存在感がありすごく素敵だと思いました。
つまみ細工は家ではなかなか作れないものだと思っていました。
ですが、特に特別なものは必要なく、家にあるもので作れるというのにはびっくりしました。
少し細かく大変そうだなと思いましたが、花や鳥など色々なものが作れ、
髪飾りやお正月飾りなどに使えるというのはすごく魅力的だと思いました。
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