12月のイベントといえば、クリスマスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
街にイルミネーションが飾られだしたら、クリスマスも、もうすぐだなぁと感じます。
そんなクリスマスですが、皆さんの中には定番のクリスマスメニューはありますか?
クリスマスにはチキン!そういうご家庭も多いのではないでしょうか?
クリスマスにチキン。
実は、日本だけだそうです。
イギリスやアメリカでは七面鳥を食べるのが一般的なのですが、どうして日本は違うのでしょうか?
そう疑問に思ったので
日本でクリスマスにチキンを食べられる理由
イギリスやアメリカではなぜ七面鳥なのか
七面鳥とトルコの関係はあるのか
を調べてみました。
日本はなぜ、クリスマスにはチキンなの?
クリスマスに食卓に並ぶ定番メニュー、クリスマスチキン。
もともと日本では、クリスマスにチキンを食べるという習慣はありませんでした。
それが1970年代、日本で広まり今では定番となっています。
七面鳥ではなく、なぜチキンなのか…それは、
イギリスやアメリカで食べられる七面鳥ですが、日本では手に入りにくく、
手に入ってもオーブンに入らず調理しにくい…そういった理由と、もう一つ。
ケンタッキーの企業努力のおかげなのです。
もともと日本には定番メニューがなかったクリスマス。
ケンタッキーが「クリスマスにチキンを」と広め、
日本で手に入りやすいチキンが日本人のニーズにあい、今では定番となったのです。
こういった理由から、日本ではチキンが食べられるようにったのですね。
では、なぜイギリスやアメリカでは七面鳥なのでしょうか?
イギリスやアメリカでクリスマスに七面鳥を食べられるようになった理由は?
イギリスやアメリカでは、クリスマスに七面鳥を食べるのが一般的ですが、
始まりは、こういうものでした。
17世紀、インディアンの住む地にヨーロッパからの移民が移住してきました。
そして、移住してきて最初の寒い冬。
作物が育たづ、移民が飢え死にそうになってしまったそうです。
そこで、インディアンは七面鳥を食べさせ、移民は飢えずに命を繫ぐことができたのです。
七面鳥はその「感謝の気持ち」。
お礼として、移民達は育てた野菜をインディアンに渡したそうです。
こうした移民達が後に、アメリカを建国していきました。
当時の苦労やインディアンに対する感謝の気持ち…
それが象徴となり、今でもクリスマスには七面鳥が食べられているそうです。
そしてイギリスですが、イギリスでは最初、
七面鳥ではなくガチョウが一般的なクリスマスメニューだったそうです。
クリスマスには七面鳥を食べるというのは、
スペイン人により伝えられイギリスでも食べられるようになったそうです。
イギリスやアメリカでは、こういった理由から七面鳥が食べられるようになったのですね。
七面鳥はターキー(turkey)といいますが、トルコの事も英語でturkeyというそうです。
なぜ、同じ呼び名なのでしょうか?
トルコと七面鳥は関連があるのでしょうか?
なぜトルコと七面鳥は同じスペルなの?
七面鳥がターキー(turkey)と呼ばれるようになったのは、
イギリス人の勘違いからなのでは…と言われています。
イギリスには先に、アフリカ原産のホロホロ鳥(キジ目ホロホロチョウ科ホロホロチョウ属)
という鳥がトルコから輸入されてきました。
そして次に、アメリカから七面鳥(キジ目シチメンチョウ科シチメンチョウ属)が輸入されてきたのですが…
アメリカから輸入されてきたときに、七面鳥は、ホロホロ鳥と同じ種類の鳥と勘違いしてしまったそうです。
その勘違いの為七面鳥の事をターキーと呼び、今でも呼び続けられています。
写真で見ると確かに似ていました。
勘違いしてしまうのもわかる気がします。
トルコと七面鳥、実際は関係がないのですね。
日本では「チキン」
アメリカやイギリスでは「七面鳥」
それぞれ由来があるんだなと思いました。
日本の「クリスマスチキン」はケンタッキーの企業努力で定番になったのは、すごいなぁと感じました。
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