秋の風物詩の1つ「紅葉」。
風物詩といえば紅葉を思い浮かべる人多いのではないでしょうか?
そんな紅葉、11月には見頃を迎えますが綺麗に紅葉する条件はなんでしょうか?
また、1番早く見頃を迎える場所はどこでしょうか?
逆に、1番遅くまで紅葉を楽しめる場所は?
今回は、もみじや時期に注目してまとめてみました。
美しい紅葉が見られる気候条件は?
もみじ、本当に綺麗ですよね。
そもそも、どうして緑だった葉っぱが赤や黄色に変化するのでしょうか?
葉っぱの中にはもともと、クロロフィル(光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質)が、含まれています。
夏の葉っぱには、クロロフィルが
たくさん含まれていることで葉っぱが緑に見えます。
それが秋になると、日照時間が短くなり気温が下がってきます。
そうすると、夏よりも光合成ができなくなってしまいます。
光合成が出来ないと、クロロフィルが減っていき今度は、
カロチノイドが増え、アントシアニンが成形されてくるようです。
こういう事により秋には、赤色や黄色に葉っぱが色づくそうです。
なので、綺麗な紅葉が見れる気候条件は
・最低気温が8℃以下の日がつづく
・昼間と夜の温度差がはげしい
・湿度が低く、乾燥している
などがあるそうです。
また、夏の時に気温が高く雨量が多いと、
より一層綺麗な紅葉になると言われています。
紅葉には、気温や湿気などの気候条件で美しく紅葉するかが決まってくるのですね。
私は梅雨の時期、洗濯物が外に出せないので苦手でしたが、
紅葉が綺麗に見える為の雨だと思うと少し好きになれそうです。
そんな紅葉、日本でいちばん早く見られる場所はどこでしょうか?
日本で1番早く紅葉が見られる「大雪山」!
北海道にある大雪山(たいせつざん)。
なんと、紅葉が色づき出すのは8月の下旬です。
そして、例年の見頃は9月中旬~10月下旬です。
日本を代表する紅葉スポットの1つでもあります。
見頃の9月下旬には、ナナカマド・ウコンウツギ・ミネカエデの
紅葉が見ることができ、とても美しいです。
そんな、大雪山の中でも特に美しいと言われる場所は大雪山赤岳です。
赤や緑の葉が遠くまで見通せます。
毎年、交通規制がかかる程の人気スポットなのでゆっくり見たい方は早い時間に訪れるといいそうです。
こちらの動画はそんな美しい赤岳の紅葉動画です。
よければご覧になってみて下さい。
動画で見ても美しいですが、実際に見てみるともっと美しいのでしょうね。
是非直接見てみたいと思いました。
日本1早い紅葉の場所は「大雪山」
では、日本1遅い時期まで見れる紅葉の場所はどこなのでしょうか?
遅い時期まで紅葉が楽しめる「熱海市の熱海梅園」
静岡県熱海市市内にある「熱海梅園」は、日本一早咲きの梅で有名ですよね。
そんな熱海梅園は、日本1遅くまで紅葉が見られると言われています。
温暖な気候の為、遅くまで楽しめる熱海梅園の紅葉。
例年の見頃は、11月下旬~12月中旬です。
紅葉を見に行こうと思っていたけど、季節を逃した!
という人には、熱海梅園の紅葉は遅くまで楽しめるので嬉しいですね!
また、早咲きの梅は11月中旬から開花がはじまるので、梅と紅葉が同時に見られる事もあるそうです。
熱海梅園の樹木の種類は、イロハモミジ・ムサシノ・イチジョウです。
こちらの動画は、熱海梅園の紅葉です。
よければ見てみて下さい。
梅の花のピンクと紅葉の赤や黄色が同時に見られたらきっと感動しそうですね。
そんな美しい景色を是非見てみたいと思いました。
紅葉が美しく色づくには、気候や湿気などの気候条件があるというのには驚きでした。
植物って不思議ですね。
また、大雪山では9月から。
熱海梅園では12月まで。
地域によりこんなに紅葉する季節が変わって来るということを知ることが出来てよかったです。
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