主に冬から春にかけて流行りだすおたふく風邪。

顔が腫れ、ひどい場合だと発熱をしてしまうこともあります。
小さい子どもがいる方は特に、心配になってしまいますよね。
そんなおたふく風邪の初期症状や予防方法を知っておくと、
いざ子どもがおたふく風邪になったとき、慌てずに済むかもしれません。

なので今回は、

・おたふく風邪の感染経路
・おたふく風邪の症状2
・おたふく風邪の予防方法

を調べてみました。

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おたふく風邪の感染経路は?

おたふく風邪は、ムンプスウィルスが体内に入り耳下線や顎下線に感染する感染症です。
正式名称は、流行性耳下線炎(りゅうこうせいじかせんえん)といいます。
耳下線や顎下線に感染して、おたふくの様に顔が腫れてしまうので、おたふく風邪と呼ばれています。

こんなおたふく風邪。
感染経路は、飛沫感染や接触感染です。
おたふく風邪になっている人のクシャミや、
空気中に浮遊しているウイルスを吸ってしまうことで人から人へと移ってしまいます。

また、おたふく風邪は感染力が非常に高く、
潜伏期間も2~3週間と長いため潜伏期間中に移ってしまうこともあります。

おたふく風邪になったらすぐに顔が腫れてくる…というのではないため、
なかなか潜伏期間中や初期症状でおたふく風邪と、気づくのは難しいです。

なので、少しでも早く気づけるようにどんな症状が現れるのか知っておくと、
少しは安心かもしれません。

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おたふく風邪の症状は?

子どものうちは、あまりひどくならないと言われているおたふく風邪。

ですが、年齢が高くなるにつれ重症化しやすいので注意をしていきたいですね。
おたふく風邪の1番感染力が強いの時期は、なんと潜伏期間中だそうです。
感染後よりも移りやすいそうです。

では、潜伏期間中や初期症状にはどんな症状がでるのでしょうか?

初期症状では、筋肉痛、気分不快、頭痛や寒気がでてきます。

風邪の症状と似ている為なかなか判断しずらいですが、
周りで流行っているようでしたら、
おたふく風邪かもしれないので早めに病院に受診しましょう。

そして、進行していくと発熱がでたり、顔が腫れてきます。
顔の下の部分が腫れてきたり、触ると痛いという症状がでてきます。

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顔の腫れや、発熱など症状には個人差があります。

子どもがおたふく風邪にかかった場合、症状は軽い場合が多く、
約3割ほどの子が症状がでないで、完治までしてしまう子もいます。

逆に、高熱がでて顔の腫れも酷く、飲み物も痛くて飲めないという子もいます。
この場合は、脱水症状になりやすいので水分補給をこまめにするように気をつけましょう。

また、症状が軽い場合でも合併症になる可能性もあるので注意が必要です。

自分の子どもが、おたふく風邪になり発熱や喉の痛みで辛い思いをしてしまったら嫌ですよね。
おたふく風邪は、予防できるのでしょうか?

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おたふく風邪の予防方法は?

おたふく風邪は、飛沫感染や接触感染により広がっていくので、
手洗い・うがいをこまめにし、マスクの着用が大事です。
手洗い・うがい、マスク着用は、他の風邪や感染症の予防にもなるので、
徹底していきたいですね。

また、おたふく風邪は予防接種もあります
1歳から受けることができます。

日本では、接種率30%とあまりよくありませんが、
世界ではおたふく風邪予防接種は接種すべきと、約120ヵ国が定期接種としているそうです。

ワクチン接種による予防効果は、75~91%。
抗体取得率は90%前後といい為、子どもが辛い思いしたり、
合併症で将来に影響が出てしまったりと後悔しないためにも、予
防接種は受けておきたいですね。


子どもがおたふく風邪にかかってしまったとき、
症状がない場合でも合併症になってしまうことがあるのにはビックリしました。

早めに予防接種を受けたり、手洗い・うがいを徹底していき、
おたふく風邪にかからないように注意しなくてはいけないなぁと感じました。

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