秋の風物詩の1つ時代祭。
この時代祭は、祇園祭・葵祭とともに京都の三大祭と言われています。
時代祭は歴史を彩った有名人の行列で印象的ですよね。
時代祭は毎年10月22日に開催されています。
ですが、時代祭の関連行事は10月15日から行われます。
そして、時代祭終了時にも時代祭関連行事が行われます。
そんな時代祭の歴史や、今年2016年の時代祭の日程を調べてみました。
時代とは?京都では、比較的新しいお祭り!
時代祭は、桓武天皇を祭神とした平安神宮が建てられたのがきっかけで始まったお祭りです。
明治28年が10月25日が1回目と言われています。
この頃、東京が都市として決められた影響で京都の街の活気が失われつつありました。
その為、平安神宮が建てられた事をお祝いするとともに、京都の街を活気づけよう!と始まったのがこの時代祭と言われています。
比較的新しいお祭りと言われていますが、100年程の歴史があります。
100年も歴史があるのに、なんで新しいのだろう?と思いましたが、
日本の三大祭の1つ、京都の祇園祭は1000年もの歴史があると言われています。
そして、京都三大祭の葵祭はなんと、1400年も前から行われている!と言われています。
1200年の歴史がある京都には、100年の歴史を持つ時代祭は「新しいお祭り」だと言うのは納得ですね。
歴史のある京都の三大祭の1つ時代祭。
そんな時代祭は、歴史上の人物になり、行列で歩きますよね。
それには、どんな意味があるのでしょうか?
時代祭の行列はなぜ?
初めの行列は、平安神宮にお参りする姿として始まったそうです。
それがどんどんと変わり、桓武天皇と考明天皇の2人の祭神の神霊に
今の京都の街並み・繁栄を見せるための行列となっていったそうです。
そして、時代祭のコンセプトは時代を彩った有名人を現在風に再現しようです。
この為、行列を見れば京都の文化や歴史が一目で分かるようになっているのですね。
歩く坂本龍馬。
馬に乗る織田信長や豊臣秀吉。
清少納言や紫式部は輿に乗る。
このように表現されていて、日本の歴史が目で見て楽しめるのはすごく素敵ですよね。
そんな時代祭は、約2000人の人と70頭を超える牛馬などで構成されています。
20列で8つの時代を表現しているそうです。
それぞれの時代の有名人を大行列で見るのは、すごく迫力ありますね。
この、時代を彩った有名人達の服を作ったのは京都の歴史ある職人達が考証し
研究し作られたそうです。
街がいちがんとなり、お祭りを盛り上げるのも、時代祭の魅力の1つだと思いました。
そんな、魅力たっぷりの時代祭。
今年はいつ行われるのでしょうか?
今年2016年の時代祭の日程は?
・時代祭の日程です。
10月15日(13:30)…時代祭宣状祭
10月21日(10:00)…時代祭前日祭
10月22日( 7:00)…時代祭
10月22日( 8:00)…神幸祭
10月22日(10:30)…行在所祭
10月22日(12:00)…行列進発
10月22日(16:00)…大極殿祭並還幸祭
10月23日(10:00)…時代祭後日祭
・時代行列のタイムテーブルです。
このように回っていくそうです。
京都御所建礼門前出発(12:00)
→堺町御門(12:30頃)→鳥丸丸太町(12:50頃)
→河原街御池(13:20頃)→川原町三条(13:30頃)
→三条大橋(13:40頃)→三条神宮道(14:10頃)
→平安神宮(14:30頃)
みなさんも、よければ時代祭の行列に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
こちらの動画は2015年の時代祭の動画です。
YouTubeで45秒程の動画です。
よければご覧になってみてください。
京都の歴史は本当に長いんだなぁと思いました。
このような行列で歴史を感じれる時代祭は、すごいと思いました。
京都では、新しいと言われる100年程の歴史の時代祭も海外からも訪れる方がいるようなので、
日本に誇れるお祭りだなと感じました。
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