故人が亡くなって初めて迎えるお盆を「初盆」といいます。
この初盆の法要って普段のお盆よりも大掛かりに行われるんですよね。
我が家が主催者になった時も、親戚が大人数集まって宴会みたいになってました。
で、「次に集まる時はめでたい席で・・・チラッ」みたいなパターン。
う~ん、何の「チラッ」なんだろう。
と、そこで悩ましいのが「お供え物」
招かれた親戚の立場になった場合、何を送れば安心なのでしょう?
色々定番もありますが、初盆にふさわしいお供え物をまとめてみたので、
ぜひとも参考にしてくださいませ~。
そしてマナーを押さえた気持ちのよいお供え物を送ってみましょう(`・ω・´)
何はともあれお金でしょうか
初盆の法要に招かれる場合が多いと思いますが、
その場合はやはり現金をお供えするのが基本です。
いわゆるお香典ですね。
だいたい5千円~1万円を包むのが目安なんですが、
法要の後に食事会が行われて、それに参加するのであれば
そのあたりも考慮してプラスします。
じゃあ2万円が妥当かな?ということになるんですが、ちょっと気になることが。
こういうお金って、偶数は大丈夫でしたっけ?
よく奇数にしましょうっていう話を聞くじゃないですか。
でもこれはご祝儀だとマズイという話で、今回は不祝儀なので偶数でも大丈夫です。
その他、お香典に関してはコチラに詳しく書きましたので、
よろしければ参考にしてくださいませ(^ω^)
↓
お盆のお香典の相場!いくら包めば大丈夫?そしてマナーも
オススメはお金+お供え物
お金の他にお供え物も添えた方が良いでしょう。
こちらの予算的には3千円くらいで十分です。
初盆ではなく、普段のお盆の場合はお金は無しで
次から挙げるようなお供え物を贈ればOKです。
お菓子が鉄板
お供え物の定番としては、お菓子・果物・飲み物あたりでしょうね。
他にも色々な食品が送られますが、おすすめはお菓子です。
果物も定番なんですが、お菓子より高くついてしまうんですよね。
お菓子や食べ物は当然ある程度日持ちするものの方が良く、
集まった親戚の皆さんに持って帰っていただけるように
個別に小分けされていて分けやすくて物の方が良いと思います。
仏式の場合は魚介類は殺生に繋がるとかでダメということです。
さらにおすすめはお花
無難なのはお菓子ということでおすすめしましたが、
個人的にはお花もとても良いと思います。
お菓子だと、他の親戚もこぞってお菓子をお供えした場合、
食べきれないほどの量が供えられたり、
みんなで分けようにも過剰になってしまうこともあります。
そして何よりお花って気持ちがこもりやすいのもあって、ご遺族にとても喜ばれます。
故人にもきっと喜んでもらえると思います。
お花は施主が用意するのでいらないという話もありますが、
多くて困るものでもないですし、やはり気持ちがこもったお供え物は喜ばれます。
この場合、花束よりはアレンジメントで良いですね。
こちらも3千円~5千円くらいのものでよいでしょう。
故人が好きだったものを送ると良いって聞いたんだけど!
こういうのを調べていると、普通に出てくるのが
「故人が生前好きだったものを送ると、故人も遺族も喜ぶでしょう」
っていう美談めいた話。
でもこれ、ちょっと要注意です。
故人は喜ぶかもしれませんが、遺族にとっては故人を思い出してしまって
非常にツラい思いをさせてしまう恐れがあります。
特に故人が若くして亡くなった場合、両親にとってはキツイものがあります。
なので、お供え物には一般的なものを送る方が無難です。
その他の定番品
お供え物の定番中の定番として「線香」っていうのがありますね。
でも線香は避けた方が良いです。
線香をもらってもそんなに消耗するものでもないので、
いつまでたっても無くならず、引き出しの中が線香ばかり余る状態になります。
ついでに好き嫌いは別にして線香って香りもありますし。。
他の人も線香を送ったとしたら、もらった方は苦笑いしてしまうかも?
さらににいうと線香は高いですし、喜ばれにくいしであまりお勧めはしません・・。
ろうそくも似たようなものですね。
結局、行き着くところは現金とお菓子なんですね~。
私は普段、サプライズを演出したくなる性分なんですが、
こういう行事は無難にまとめるのが一番なのかも?
基本的なマナーを知って、そして故人を偲ぶ気持ちを添えることで
ご先祖様にもご遺族にも喜んでいただけるでしょうね。
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