京都の祇園祭は日本有数のすごく大きなお祭り。
そんなわけで、混雑もかなりのものなのです。
せっかくなので祇園祭を体験してみたいけど、人混みは苦手。
そんなアナタには後祭への参加がお勧めです。
後祭は前祭よりは混雑がマシなのです。
もちろん、スケジュールが合わなくて前祭に参加できないアナタも
後祭は丁度良いですね。
一説には「後の祭り」というイマイチな言葉の由来とされる後祭ですが、
どうしてどうして、2014年に復活した後祭はかなりのスケール、
十分に楽しむことができます!
今回は2015年の日程やスケジュール、後祭の見どころや注意点をまとめましたので、
こちらを参考にしてバッチリのスケジュールを立てて挑みましょう(^ω^)
祇園祭・後祭の日程
2015年の祇園祭自体は7月1日から7月31日まで、7月まるまる開催期間になっています。
後祭の開催日は以下の通りです。
後祭り宵山 7月21日(火)~7月23日(木)
後祭り山鉾巡行 7月24日(金)
となっています。
前祭が終わった当日から後祭は始まるカタチですね。
後祭の見どころ
まずは知っておきたい後祭の見どころ。
山鉾建てでは巡業に使われる山鉾が組み立てられます。
なかなか見応えがあります。
宵山では去年はエコ屋台村が登場して舌つづみを打ちました。
2015年も来てくれるのかはこれを書いてる時点ではまだ判明していません・・・。
できれば全ての日に参加できれば良いのですが、
なかなかそうもいきませんよね。
ですがメインとなる24日の山鉾巡行、
後祭に行くのだったら、やっぱりコレは外すわけには行きません。
後祭は前祭と違って、夜店は出ないし歩行者天国もありません。
夜店でいかにもなお祭り気分を楽しむには、やっぱり前祭にした方がよいですね。
関連リンク
京都祇園祭!前祭の日程やみどころ情報
後祭だとやっぱり山鉾巡業がハイライトということになります。
ということで、ここからは山鉾巡業に焦点を当てて書いていきますね。
後祭:山鉾巡行の見どころ
後祭の山鉾巡行の一番の見どころは、ズバリ大船鉾という船形の山鉾です。
神宮皇后が凱旋した時に乗っていたという由来を持ちます。
1864年の大火で木組や車輪が燃えてしまい、
それ以来巡航には参加していなかったのですが、
2014年に150年ぶりに見事復活したのです。
後祭が復活したのはこの大船鉾が復活したためという側面もあるようで、
多くの人が待ち望んでいた時がやってきたという感じですね。
動画でみてもこの貫禄、これは大きいですね~。
大きなお神輿とかいうレベルじゃないですね・・・。
後祭:山鉾巡行の時間
山鉾巡業は次のようなコースを通る予定です。
10:05 河原町御池
10:40 四条河原町
11:22 四条烏丸到着
注目の大船鉾は巡礼の山鉾達の最後尾を進みます。
なので、上記の時間よりはお目見えは遅くなるかと思われます。
まさに威風堂々というところですね(`・ω・´)
詳しいコース図は、こちらのリンク先の公式サイトのマップが見やすいです。
おすすめの観覧ポイント
山鉾巡業を見るにあたって、どこで観覧するかも楽しむための大きなポイント。
山鉾は車などと違って方向転換する仕組みが無いので、
竹に水を撒いて、その上を滑らせるという方法で向きを変えます。
これを「辻回し」というのですが、これが山鉾巡業の大きな見どころになっています。
辻回しが上手くいった際には、沿道から歓声が湧き上がるほどです。
せっかくなので、この「辻回し」を見るために、
曲がり角に陣取ることをオススメします。
ですが、みんな考えることは同じ。
曲がり角付近で見ようと思うと、かなり早めに行って場所を確保しなくてはいけません。
先ほど貼った動画の方は2時間待ったそうです・・・。
有料観覧席もおすすめ
ただでさえ朝早いイベントなのに、
さらに何時間前から場所取りをして棒立ちで待つのはなかなか辛いです。
ということで、有料観覧席を購入した方が賢明かもしれません。
価格は3,180円ですが、場所も良いし全席指定でイスに座れるのは助かります。
後祭の観覧席チケットは6月2日(火)より発売されます。
詳しくは公式サイトで⇛有料観覧席のご案内
ということで、祇園祭の後祭についてでした。
お祭りムードで盛り上がるのはやっぱり前祭とその宵山で、
後祭はそれに比べるとちょっと静かで落ち着いた感じ。
人混み嫌いな人にはオススメということで書いてみましたが、
それでも、大船鉾を拝むことができるのが大きなポイント。
この時はさすがに大勢の人でごった返しますが、
この迫力を堪能できるなら見逃す手はないと思います(`・ω・´)
スポンサーリンク